債務整理 [事例3]
自己破産をして、生活保護で生活再建
70代女性
債務整理方法 | 借金総額 |
---|---|
自己破産 | 80万円 ⇒ 0円 |
背景
Aさんは飲食店で働いていましたが、給与が歩合制のため、収入が少ないときには消費者金融から借り入れをして生活していました。
ところが、勤務先の飲食店が閉店してしまったことでAさんは職を失い、また、同居して家にお金を入れてくれていた子どもが結婚を機に家を出ることになったため、Aさんは借金の返済ができないばかりでなく、生活にも困るようになってしまいました。
困ったAさんが市役所に相談に行ったところ、職員から「自己破産をして、生活保護を申請するのがよい」と助言されました。
そこで、Aさんは、当事務所に自己破産のご相談にいらっしゃいました。
対応
Aさんの借金の原因は、収入が落ち込んだときの生活費を補うためであり、借金の額もそこまで大きいものではなく、まためぼしい財産もありませんでしたので、同時廃止を前提に自己破産のご依頼を受けました。
そして、Aさんは収入がなく、生活保護を申請する経済状況でしたので、法テラスを利用してご依頼していただくことになりました。
結果
受任後、Aさんは生活保護の申請が無事に通りましたので、裁判所に「今後は生活保護を受給しながら生計を立て直していくこと」を説明したところ、無事、同時廃止で免責許可決定がおりました。
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